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- 2016.09.10 Saturday
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シンガポールの故リー・クアンユー初代首相の国葬に参列するため、政府専用機に乗り込む安倍晋三首相=29日午前、羽田空港
安倍晋三首相は29日早朝、シンガポール初代首相の故リー・クアンユー氏の国葬に参列するため、政府専用機で羽田空港を出発した。現職首相が外国要人の葬儀に出席するのは異例。東南アジア諸国連合(ASEAN)を重視する姿勢を示す狙いもある。
安倍首相は羽田空港で記者団に「リー元首相はアジアの繁栄、ASEANの繁栄の礎を築いた偉大なリーダーだった。議論を恐れぬ率直な姿勢にいつも感銘を受けていた」と語った。
リー元首相の国葬は同日午後にシンガポール国立大学で行われ、韓国の朴槿恵大統領、オーストラリアのアボット首相らも参列する。
2015年度の暫定予算案の審議が30日午前から予定されているため、安倍首相のシンガポール滞在は短時間にとどまり、同日未明に帰国する。
過去の外国要人の葬儀では、1999年にヨルダンのフセイン国王が死去した際に小渕恵三首相(当時)が国葬に出席した例がある。
衆院総務委員会は25日、NHKの2015年度予算承認案を自民、公明両党の賛成多数で可決した。与党は26日の衆院本会議で可決、に送付し、31日の参院本会議で承認する方針だ。民主、維新、共産、社民の野党4党は籾井勝人会長の私的ハイヤー代金請求問題などを理由に反対した。
NHK予算は与野党の全会一致による承認が慣例となってきた。民主党などは14年度予算にも反対しており、2年連続で慣例が崩れた。
採決に先立つ衆院総務委の質疑で、籾井氏はハイヤー問題について「公私の区別に疑いを持たれる事態を招いたことをおわびする」と陳謝。民主党の階猛氏への答弁。
【共同通信】
菅義偉官房長官は25日の記者会見で、安倍晋三首相が自衛隊を「わが軍」と国会答弁したことに野党が批判を強めていることに関し、問題ないとの認識を示した。「自衛隊が軍隊であるかどうかは、定義いかんによるものだ。(答弁が)誤りとの見解は全く当たらない」と述べた。
同時に「自衛隊は憲法上の制約が課されており、通常の観念で考えられる軍隊とは異なるが、自国防衛を主な任務とする組織を軍隊と呼ぶのであれば、自衛隊も軍隊だ」と説明。首相の答弁は外国軍隊との共同訓練について言及したもので、一連の答弁で「自衛隊とも言っている」と強調した。