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- 2016.09.10 Saturday
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外国人から見ると日本の女性はとても幼く見えるそうですが、それはきっと外見のせいだけではないのかも。声や話し方も、少なからず影響しているように思います。年齢やシーンに応じた話し方を身につけておけば、ビジネスはもちろん、恋愛にも役立ちそうですよね。
そこで今回は、大人の女っぽい話し方について、中央話し方教室の代表講師・栗原君枝先生に聞いてみました。
■1:シーンに合った話し方を
「男性と二人きりでいるときなら、多少甘えた話し方をしても良いでしょう。しかし、ビジネスシーンでは印象が良いとは言えませんね。同じように、プライベートで男性と二人きりになっているにも関わらず、ビジネスシーンと同じ話し方ではムードに欠けるというもの。
シーンや相手に応じて話し方を工夫できることは、大人の女性らしい話し方の基本だと言えるでしょう」
■2:話の要点がわからない
「女性の話はわかりにくいと、男性はよく言います。その原因の一つは、要点が明確でないこと。特にビジネスシーンでは、最初に要点を伝えることを意識してみてください」
■3:「私」の連発は×
「『私って○○じゃないですか』『私は××なんですけど……』『私だったら』と、『私』を連発する人からは、とても幼い印象を受けます。相手の話を聞く姿勢が身についている人は、『私は』『私が』と連発することはないものです」
■4:語尾を伸ばす話し方は幼稚な印象に
「『○○なんですけど〜』『××でいいですか〜』と語尾を伸ばすような話し方は、とても幼い印象を与えます。ビジネスシーンではもちろん、プライベートでも気をつけたいところです。語尾は伸ばさず、スッキリと言い切る。
これをぜひ、意識してみてください」
■5:人の話に割り込むのはNG
「相手の話を聞いていると、途中でオチが予測できてしまったり、自分が話したいネタを思いついたりすることがあります。しかし、そんなときでも相手の話を最後まで聞くのがマナー。相手の話を『それって、こういうことでしょう』などとさえぎる人は、大人の女性とは思えません」
■6:省略語を避ける
「正しい言葉を使うということも、大人の女性として気をつけておきたいポイント。特に省略語は便利なのでつい使いたくなりますが、できるだけ避けた方が大人っぽい印象を与えることができます」
■7:正しい文章を心がけて話す
「たとえば、『休日はいつも何をしていますか?』と聞かれたときに、『読書』と単語だけで答えても、意味は通じるでしょう。…しかし、これではなんとも幼稚な雰囲気に。相手にも少し失礼です。『休日は読書をして過ごしています』と、しっかり文章で話すと、大人っぽい印象の話し方になります」
■8:相手の言葉が途切れたら、一拍置いてから話す
「相手の言葉にかぶせるようにして、自分の話をはじめる人がいます。これでは、相手は気持ちよくありません。大人っぽく上品な印象の話し方を目指すなら、相手の話が途切れて、一拍置いてからこちらの話をはじめるくらいがちょうど良いですね」
■9:低めの声で大人っぽさを演出
「声のトーンで、その人の印象が変わることもあります。女性の場合、高い声なら『かわいい』、低い声なら『落ち着いている』『カッコいい』というイメージが強いですね。どちらを魅力的だと感じるかは、人によって異なるでしょう。
ただ、落ち着いた雰囲気を出したいときは、少し声を低くするように、意識した方が良いですね。女性のかわいらしく高い声は、ときに幼稚な印象を与えてしまうことがあります」
■10:しっかり声を出す
「大人の女性らしい話し方をしたいのであれば、話し方に自信を感じさせる工夫も必要。そのために気をつけたいのが、声の大きさです。小さく、か細い声は、自信のない印象を与えます。相手の聞き取りやすい音量を意識して、しっかりと声を前に出すように心がけてみてください。
地声の大きさには個人差がありますが、発声練習などを行うことで改善できる場合もあります」
女性としては「かわいい」といわれるのもうれしいですが、それなりの年齢になればやはり「大人っぽさ」「落ち着き」も身につけたいですよね。メイクやファッションで大人の女を演出するのと同じように、話し方にもぜひ気を配ってみてください。
(OFFICE-SANGA 森川ほしの)
27日、セリエAを運営するレガ・セリエAは、3月1日に予定されていたセリエA第25節のジェノア対パルマ戦を延期することを発表した。
現在パルマは深刻な財政危機にあり、前節のウディネーゼ戦が延期されたばかりである。また、26日にはAIC(イタリアサッカー選手協会)が声明を発表し、「パルマの深刻な状況について、イタリアサッカー選手協会は1部リーグ全選手の合意の上で、パルマの同僚や従業員たちに対して連帯を示すつもりだ」と、第25節全試合のキックオフ時間を15分遅らせることを発表していた。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、パルマの主将を務めるDFアレッサンドロ・ルカレッリのコメントを伝え、同選手は「僕らはジェノア戦でプレーしない。今はプレーできる環境にない。FIGC(イタリアサッカー連盟)は延期を発表するだろう。そうでなければストライキを起こす」と、現在クラブが置かれている状況を説明し、試合が延期されることを示唆していた。
なお今のところ、振替日程は発表されていない。
「噴火が当たり前のことになっとる」。島南部、鹿児島市持木町の深道俊秀・前町会長(73)は、住民たちの警戒心の低下を心配する。加えて同地区では高齢化が進む。深道さんは一人で移動が困難な人や、65歳以上の独居老人宅が一目で分かる地図を作製した。万一の際は近くの建設会社の車で避難所まで運んでもらうことになっている。「御嶽山の噴火は人ごとじゃなかった。自分たちは世界で一番、火山の近くで暮らしとるということを忘れんようにせんと」と気を引き締める。
島北部、桜島西道町に独りで暮らす岩下シモさん(84)は、自宅玄関にヘルメットと着替えや懐中電灯、非常食などを詰めた持ち出し袋を準備している。夫の故郷の桜島に移住した32年前からの習慣で、月に1度は中身を確認する。「自然が豊かでいいところだけど、今でも怖いと思います」と噴煙を見上げた。
京都大防災研究所火山活動研究センター(鹿児島市)によると、桜島ではマグマの上昇などで山がふくらむ状態が続いている。島北側の地下にあるマグマだまりには、死者・行方不明者58人を出した1914年の大正噴火に匹敵する量のマグマが確認された。井口正人・同センター長(56)は「大規模噴火が起こることを前提に、できる準備を怠らないことが大切だ」と警鐘を鳴らす。
写真と文 大原一郎