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- 2016.09.10 Saturday
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c 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ディズニーから、2015年4月25日(土)に全国公開される、実写映画『シンデレラ』。
試写会で作品本編を鑑賞してのレビューをお届けします。
親が、子どもに見せたくなる「珠玉の名作」に仕上がっています。
■■なぜ、今さら『シンデレラ』をリメイクするのか?
シンデレラと言えば、ディズニーで最も有名なおとぎ話の一つであり、また、最も愛されてきたキャラクターの一人でもある。
間もなく公開されると聞いて、楽しみにしているディズニーファンも多いだろう。
が、同じくらい……いや、それ以上に、「なぜ今、シンデレラなのか? 」と、首を傾げる人が多いはずだ。
シンデレラは有名だ。が、あまりに有名すぎる物語が、逆に足枷になる。
誰もが知っていて、ストーリーも結末も、観る前から明確である物語を、今さらディズニーはどうしようと言うのだろうか。
■■ディズニー、3つの選択肢
ディズニーには、3つの選択肢がある。
1つ目は、『マレフィセント』路線だ。『眠れる森の美女』という、これまた誰もが知る物語を、斬新に解釈しなおし、私たちに驚きと感動をもたらした。
だが、ディズニーは、今回の『シンデレラ』を「ディズニー・ラブストーリーの原点にして頂点」と、プロモーションしている。
どうやら、古典的なシンデレラ像はそのままに、勝負するつもりらしい。
何より、シンデレラ像の、『マレフィセント』的(斬新な)解釈のしなおしは、一足早く公開される『イントゥ・ザ・ウッズ』(2015年3月14日公開)で行われている。
D*MANIA – 【ディズニー映画】シンデレラやラプンツェルの“ハッピーエンドのその後”を描く! 『イントゥ・ザ・ウッズ』徹底紹介
2つ目は、“無策に討ち死に” 路線だ。
単に、『シンデレラ』の知名度に乗っかって、「実写化すれば話題になるだろう」程度に考えている可能性はないだろうか。
3つ目は、そのどちらでもない「新しい何か」だ。
つまり、物語は古典的『シンデレラ』でありながら、観る私たちを驚かせ、有無を言わさず納得させてしまうような、想像のつかない神業を、ディズニーは成し遂げているかもしれない。
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■■シンデレラって、こんなに魅力的な物語だったろうか?
複雑な心境のまま、先日、メディア向けの『シンデレラ』試写会に参加させてもらった。
端的に言えば、ディズニーは、神業を成し遂げていた。素晴らしい、としか言いようがない。
ストーリーは、誰もが知っている、“ディズニーのシンデレラ” だ。小手先の変化球は一切ない、直球勝負だと思ってもらっていい。
まず私が驚かされたのは、「シンデレラって、こんなに魅力的な物語だったろうか? 」ということだ。
誰もが魅了される、シンデレラの人物像。どこか抜けていて、コミカルですらある、フェアリー・ゴッド・マザー。“魔法” というものが本来的に持つワクワク感や、豪華絢爛な舞踏会のシーン。
誰もが知る、シンデレラの物語の魅力を、私たちが忘れてしまっているところまで、余すところなく表現していた。
■■実写でなければならなかった
“このリメイク作品が、実写映画であること” への評価にも、触れておかなければならない。
シンデレラ役のリリー・ジェームズを始めとする役者陣の魅力、シンデレラのドレスや、かぼちゃの馬車といった、舞台美術の美しさなど、実写映画でなければ、絶対に表現できなかったものだ。
『シンデレラ』は実写映画用に創作された物語なのではないか……とさえ、思いたくなるほどに、文句の付けようのない出来だった。
あれだけの映像を見せつけられたら、いったい、ディズニーのアニメーション部門は何を描けばいいかわからなくなるのではないか……と、いらぬ心配までしてしまったくらいだ。
1950年公開のアニメーション『シンデレラ』を描き直すにあたって、ディズニーが、なぜ実写を選択したのか? 充分すぎる回答が、ここにあるように思う。
■■共感を呼ぶ、新しい “シンデレラ” 像
そして、現代に生きる私たちが共感できる、新しい “シンデレラ” 像が描き出されている。
ラストの描き方は、特に秀逸だった。シンデレラも、王子も、自ら道を切り開く。
幸運をただひたすら待つ、受け身の物語ではない。魔法がすべてを助けてくれる物語でもない。
むしろ魔法は、映画を彩るための小道具、あるいは脇役に過ぎなかった印象すらある。
私たちは、ディズニーが新時代に突入した事実に、気づき始めている。
アニメーションでは、2年連続でオスカーを獲得した『アナと雪の女王』に『ベイマックス』。実写では『マレフィセント』。
単に大ヒットしただけでなく、多くの人々の共感を生んだ。
新生ディズニーを印象づけるマイルストーンとして、ディズニーは、ディズニー・ラブストーリーの原点である『シンデレラ』を、描き直す必要があった。
■■親が、子どもに見せたくなる「珠玉の名作」に仕上がっている
ところで、ディズニーはなぜ、『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』を、『シンデレラ』同時上映としたのだろうか?
マーケティングにうるさいディズニーが、何の考えもなしに、幼児を中心に大人気となっている『アナと雪の女王』の、続編短編を、実写映画の抱き合わせにするとは思えない。
■『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』予告編
鑑賞して、答は明確になった。実写映画『シンデレラ』は、“親が、子どもに見せたくなる作品” なのだ。
たとえば、映画『アナと雪の女王』は、エルサがコンプレックスを克服する物語だ。
一方、劇中、シンデレラには、克服すべきコンプレックスは存在しない。
(この点、シンデレラは、現実にはまずあり得ないような、究極の理想像だ。“ディズニーらしい、おとぎ話らしさ” を失っていないのは、この人物設定が要因であるように思う)
彼女が向き合うのは、ちょっとした不運であり、人生に誰にでも起こりうる理不尽だ。あるいは、人間ならば誰しもが抱える、不安や恐れだ。
しかし、最愛の人々に、心から愛されて育ったシンデレラは、世界を広げていける。
“本当の強さ” とは、ありのままの自分自身を受け入れ、信頼できる人間にこそ、宿るのである。
私は、6歳の娘と、3歳の息子の父親だが、「もし憧れるのなら、この映画のシンデレラのような人に憧れてほしい」と、はっきりと思うのだ。
これは言うまでもなく、古典『シンデレラ』からは、得られなかった感覚だ。
『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』を子どもたちに見せたかった、世の中のお父さんお母さんは、安心していい。
実写映画『シンデレラ』は、子どもに見せる想定で作られている作品だ。
■■“ディズニーのシンデレラ” と言えば、この作品を指すようになるだろう
これから先、“ディズニーのシンデレラ” と言えば、1950年公開のアニメーションではなく、この実写版を指すようになるだろう。
“これぞディズニーのおとぎ話” と言える、王道中の王道であり、現代的な価値観に対応した新しさがあり、映画としての質も文句の付けようがない。まさにパーフェクトな作品と言える。
私は実は、ディズニーファンとしては、経歴が浅い。
再び黄金期を迎えたディズニーを、リアルタイムで、近くから見られる仕事についていられる幸運に、感謝したい。
ぜひ、ディズニーの新時代を、自身の目で確かめてほしい。
この実写版『シンデレラ』を、リアルタイムに劇場で観たという事実は、きっと、あなたの孫の世代に、自慢できる出来事となるはずだ。
俳優チャ・テヒョンがKBS 2TV新バラエティドラマ「プロデューサー」(仮題)でバラエティ番組のプロデューサー役としてお茶の間に復帰する。
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